☆カエデの涙 blog number. 9
こんにちは、太田勝也です。
今年も2月に入りました。あまり知られていませんが、2~3月はメープルシロップの採取時期です。
ちなみに、メープルとはカエデのことで、カエデの樹液を煮詰めたものがメープルシロップです。
最近はカエデのことを考えていたので、先日ハウチワカエデを剪定したときの事を書きましょう。
その剪定は伸びた小枝を揃える程度の弱剪定でした。そして、気付いたら切り口からポタポタと水分が出てきました。
ん!?これはまさにカエデの樹液ではないか。
後で調べたところ、カエデは2~3月になると根から水を吸い上げ、樹体全体が膨張状態になるそうです。春に新葉をだす準備をしているのですね。そして、この水を吸い上げている期間だけがメープルシロップの採取時期ということでした。
そういえば、今年は秩父で行われるカエデの樹液採取エコツアーに参加して、カエデを勉強しようと思っていたのを思い出しました。
そんなわけで、私の目の前では枝から樹液がこぼれ落ちています・・・まるで枝を切られたカエデが泣いてるようで、カエデに申し訳ない気持ちになってしまいました。