クビアカツヤカミキリによる被害
☆クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリは、サクラやウメ、モモ、ハナモモなどのバラ科樹木を食害して枯らしてしまう外来種です。本来は、中国、朝鮮半島、台湾、ベトナム北部、ロシア極東部に分布している昆虫ですが、物流に伴って日本国内に侵入したものと考えられています。本種の成虫は、黒くてつやのある体に、“首”のように見える前胸部が赤いのが特徴です。幼虫がサクラやウメ、モモ、ハナモモなどのバラ科樹木の内部を食い荒らすため、果樹園やサクラ並木等で大きな被害が出ており、2015 年に「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」に掲載されたのち、2018 年1月には「特定外来生物」に指定されました。
「クビアカツヤカミキリ防除の手引き, 2021年3月, 東京都環境局」より抜粋
埼玉県のクビアカ被害情報
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