有限会社太田造園

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☆ユンボの見分け方  blog number. 28

こんにちは、太田勝也です。

 

さっそくですが、みなさんは「ユンボ」をご存知でしょうか?

ユンボとはバックホーや油圧ショベルなどと呼ばれている建設機械の総称です。

調べてみたところ、このような建設機械は日本建設機械工業会によって「油圧ショベル」と統一されているようです。

 

しかし、私の知っている建設業界の方々は「ユンボ」と呼ぶことが多いようなので、今後もユンボと呼ばせてもらいます。

なお、日本において「ユンボ」というのは株式会社レンタルのニッケンの登録商標になっているので注意が必要です。

 

普段馴染みのない方にとって、ユンボは工事現場で見かける程度の存在なのだと思います。

そんなユンボたちですが、小さなものから大きなものまでちゃんとした規格があるのです。

 

建設業の皆様には、そんなの常識だ!と言われてしまいそうですが、

今回はユンボの規格について書かせて頂きます。

そして初心者の方々にも、ぜひ工事現場のユンボを見分けて頂きたいと思います。

 

まず、一般的にユンボ(バックホー)の規格を説明するときにはバケット容量で呼びます。

バックホーはバケットをオペレータ側向きに取り付けた形態のユンボのことです。

バケット容量が0.25㎥なら「コンマ25」、0.4㎥なら「コンマ4」といった呼びかたをします。

 

↑この写真のユンボは、バケット容量が0.25㎥、機体重量が約 7tになります。

 

では、このユンボの規格を見分けていきましょう!

ユンボの機体の側面に「SK-70SR」と書かれていますね。この「70」という数字がポイントになります。

この数字が、30の場合はコンマ1、60の場合はコンマ2、・・・・

となっています。なので、数字が70の場合はコンマ2.5、つまりバケット容量が0.25㎥となります。

 

ちなみに、この数字OO÷10≒機体重量になります。

なので、数字が70の場合、機体重量は約  7t なります。

(この機体側面の数字表記は、ほとんどのメーカーが統一しているようです)

 

↑このユンボは、バケットの部分を解体用アタッチメントに付け変えてあります。

機体はそのままなので側面には「U-30S」と書いてあります。

なので、数字30の場合はコンマ1、つまりバケット容量が0.1㎥になります。

機体重量は30÷10で、約 3tということになります。

 

↑こちらのユンボは、「U-20」ですね。

なので、バケット容量が約0.6㎥で、機体重量は約 2t ということになります。

 

いかがでしょうか。私自身、建設機械の専門家ではないので詳しいことは説明できませんが。

ユンボの見分け方、なんとなくわかってもらえましたでしょうかf(^^)