☆ハナカイドウ blog number. 36
こんにちは、太田勝也です。
今年は春が来るのが早いです。
温かい日が続き、春の花たちが一斉に咲きはじめています。
そして、さっそくハナカドウの花が目に飛び込んできました。
ハナカイドウとは、バラ科リンゴ属の落葉小高木。
↓ハナカイドウの花はこんな様子
このハナカイドウはリンゴ属ということで、
果樹として栽培されているリンゴと近縁な種です。
私には、リンゴの木には病害虫が多いイメージがあります。
庭木として植えてあるリンゴの木は、アブラムシやカイガラアシ、
その他様々な病気にかかっていた記憶があります。
実際、リンゴの栽培には農薬の使用は当たり前のことで、
長年、リンゴの無農薬栽培は不可能だといわれてきました。
そんななか、木村秋則さんがはじめてリンゴの無農薬栽培を成功させました。
書籍、「奇跡のリンゴ」は有名ですね。
たしか、映画にもなってます。阿部サダヲと菅野美穂でしたっけ?
そんなことを考えながら、病気や害虫を探しました。
そして、目線を下に落としていくと・・・
ありました!根元に新鮮なフラス!!
このフラスがあるということは、幹の中に穿孔性害虫が侵入したという証拠です。
↓ハナカイドウの根元にフラスが発生。
ちなみに、この「フラス」とは木くずと虫の糞が混ざったものです。
私がフラスをみつけたからには、これ以上害虫を野放しにしてはおけません。
もちろん、スプレータイプの殺虫剤を注入しておきましたので大丈夫だと思います。
リンゴを食べるとなぜか舌が痒くなってしまうという
軽いリンゴアレルギーを持つ私です。
最近はモモやナシを食べても、舌が痒くなるようになりました。
でも、美味しいから普通に食べちゃいますけどね。
※このブログは、造園業に馴染みのない一般の方々に、造園や樹木のおもしろさをお伝えしていくことを目的としております。私が造園の仕事や日常生活で発見したこと、考えていることなどを、お気楽な文章で発信していきたいと思います!そして、このブログを読んだ皆様が造園や樹木に興味を持って頂ければとても幸いです。