☆植栽も活用する時代 blog number. 27
こんにちは、太田勝也です。
11月は各地でいろんなイベントがあって忙しいですよね。
そんな忙しい貴方のために、今回のブログは短めでお届けしたいと思います。
サクッと読んで頂ければ、これ幸いです。
先月、埼玉県の森林公園に遊びに行ったら、「アフターガーデニング展~色あせない花たち~」という植物園企画展示が開催されていました。
http://www.shinrinkoen.jp/event/20171007145848.html
ガーデニングで花を楽しんだ後、その花たちは捨てられてしまう場合が多いことでしょう。
そんなガーデニングという晴れ舞台を終えた花たちを「ドライフラワー」や「押し花」、「ハーバリウム」などの材料として活用して、植物の魅力を余すことなく楽しもうという企画展示でした。
100点以上の植物をドライフラワーにして壁に飾ったり、植物をそのまま使った織物や草木染めで染めた糸、ラベンダーの香りのするソファなど、たくさんのアイデアが詰まっています。
この展示は「アフターガーデニング展~色あせない花たち~」でしたが
造園屋としては「花たち」の範囲を広げて「植栽たち」と言い換えることもできそうです。
ところで、「植栽」とはいったい何でしょう?
google先生にお伺いしたところ「草木を植えること。また、その草木。」とあります。
専門用語なのに、なんとも単純明快。わかりやすいですね。
公園や街路樹などの植栽を管理していると、剪定した枝葉や花たちは
トラックに積まれて、リサイクル施設に運ばれてゆきます。ドナドナド~ナ~
そして、堆肥や樹木チップとしてリサイクルされるのです。
しかし、剪定された枝葉や花もアフターガーデニング展のように
工夫して活用することも十分できると思うのです。
例えば、剪定枝を使ったワークショップを開催したりすることで、人が集まります。
人が集まると、そこには新しいコミュニティができます。
「地域を巻き込む」いろんな雑誌の記事で見かける言葉です。
コミュニティに巻き込まれた地域の人たちは、きっと公園の植栽に興味をもつことになるでしょう。
いろんな人が興味をもってコミュニティに参加すれば、いろんなアイディアがでてくるはずです。
ブログタイトルにも書いたように、これからは「植栽も活用する時代」に入っていくのかもしれません。
ただ、若い人たちをターゲットにするならば、ワークショップにしてもオシャレな感じにする必要がありますよね。もちろん、インスタ映えは必須!
ちょうど11月は私の脳みそがイベントでいっぱいなので、「植栽を活用した地域のイベント」を開催するにあたり、何か良いネーミングがないか考えてみようとしました。
が、あまり良いやつはでてきませんね。
「ボタニカル・フェスティバル」とか?
「植栽アート祭り」とか?
「いいね!植栽」とか?
「地域植栽物語」とか?
「ローカル・プラント・フェスト」とか?
「植栽、アゲイン!」とか?
というわけで、無駄にオシャレなネーミングを募集中です。
なお、採用された方には特になにもありません。