有限会社太田造園

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☆高知県立牧野植物園   blog number. 15

こんにちは、太田勝也です。

 

先日、樹木医26期生の研修として高知県立牧野植物園を訪れる機会に恵まれました。

ちなみに牧野植物園とは、高知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士

を記念する施設として開園した植物園です。

 

「植物学を志す者、一度は牧野植物園に行くべし!」学生時代にそんな話を聞かされ、

すっかり洗脳されていた私は牧野植物園に行くことが念願となっていました。

 

しかも、樹木医の同期が植物園の職員さんなので、

その方に研修室を用意してもらったり、園内を案内してもらったりしました。

 

まず、研修室では各自が樹木医としての活動を報告するという、

なんともマジメな勉強会が開催されました。

 

みなさん樹木医になって一年も経っていないのに、各自がそれぞれの活動を発表していきます。

人前で発表するなんて何年ぶりだろう。私一人だけ緊張していました。

 

次に、同期の職員さんに園内を案内してもらいました。

もちろん、一緒に見学しているのは全員樹木医さん。

珍しい植物がいっぱい。そして会話のレベルや向上心がとても高い。

 

そんな方々と一緒にいると自分の未熟さを痛感します。

まさに言葉の通り、痛いほど感じました。

 

なぜ、将来有望な高校球児が強豪校に集まるのか?

なぜ、日本のプロ野球選手がメジャーに移籍するのか?

なぜ、私のような造園作業員が樹木医になったのか?

 

答えがわかりました。みんな刺激が欲しいんですね。

レベルの高い人たちに囲まれると、痛いほど感じるんですね。

 

樹木医の同期と牧野植物園を見学する。なんて恵まれた環境なんでしょう。

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ただ、ひとつだけ残念なことがありました。

それは、牧野富太郎さんあなたのことです!!

 

憧れの牧野富太郎博士、功績はとても素晴らしい。

高知県から牧野植物園をつくってもらうほど、たくさんの人から愛されている。

 

さぞ素晴らしい人格者なんだろうと思いきや、

聞いた話によるとプライベートがブラック過ぎ!

 

ここでは詳しく書けませんが、富太郎には借金や女性関係などの問題がたくさんあったようでございます。

牧野富太郎研究所」というサイトに少しだけエピソードが載っていて、そこには

“富太郎は、金銭に関して無頓着な上、欲しい物は手に入れなければ気がすまぬ性格であった。”と書いてあります。

 

確かに、ある分野で偉大な功績を残す人というのは、必ずどこか別のところに

欠陥があるものだと何かの本に書いてあった気がします。

そして、凡人の私はきっとそのような生き方はできないのでしょう。

 

さすが牧野富太郎博士、レベルの違い、痛いほど感じさせてくれます。