有限会社太田造園

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☆ロープクライミング研修   blog number. 13

こんにちは、太田勝也です。

 

最近のテレビでは、「外国人の方を日本に招待して、日本の伝統技術を紹介する」といった番組が多いと思いませんか?

確かに、日本には優れた伝統技術が数多く存在しています。しかし、どんな分野でも日本の技術の方が優れているかといえば、そうとは限りません。

 

例えば、欧米には「アーボリスト」という樹木専門のスペシャリストがいます。

彼らは樹木に関する高度な知識と高木の剪定・メンテナンスの技術を兼ね備えています。

いや、なんとも羨ましい限りです。

 

とくに、ロープやサドル、その他多様な器具を使って高い木に登る技術、これは日本ではあまり馴染みのないものですね。

 

このような樹木管理技術に関していえば、残念ながら現状の日本は海外に遅れをとっています。

 

※注意!!ここでいう樹木管理とは、日本庭園の庭木を管理する「造園技術」や、林業の「胴綱を使った特殊伐採技術」などと似てはいますが、少し違った分野だと考えてください。「庭師や造園技術」や「空師の伐採技術」には世界に誇れるものもありますから(^^)

 

さて、ここ数年でしょうか、日本にもロープクライミングの技術が広まっているのを薄々感じてはいたのです。

しかし、正直なところ自分にはあまり関係のない世界だなと、当時の私は考えていました。

 

子どもたちがレクリエーションとして、ツリークライミング®を体験するイベントを目撃しても知らん振り、

プロの造園業者向けの研修会が開催されても、まったく自分のアンテナに引っかからない有様です。

 

そんな私でしたが、樹木医になってしまったことから、いよいよ言い訳ができなくなりました。

私の知人・友人でもロープクライミング経験者が増加していることも紛れもない事実。

これはロープを使った樹木メンテナンスの技術を習得しなければならないと考えるようになりました。

 

すみません、まえがきが長くなりましたf(^^)

そのようなわけでロープクライミングの研修に参加してきました。

 

研修地は長野県駒ヶ根市、株式会社アーバンフォレストリーさんが実施しているアーボリカルチャー研修会です。

 

代表の吉見さん、研修の講師としてご指導ただいた入江さん、お二人とも樹木医の資格をもち、樹木管理の第一線でバリバリ活躍している方々です。さらに、杉原さんという将来有望な新人講師さんにもご指導いただきました。

 

私はすべてが初体験。

不安もありましたが、なんとかロープクライミングの基礎だけは持って帰って参りました。

このブログで技術的なことを書いてもうまく説明できませんので、写真の掲載だけに留めておきます。

今後は自分次第、日本ではまだまだ発展途上の技術、安全で効率的な作業を実践していこうと思います。

 

ただ、変化の速い時代です。新しい技術も、すぐに一般的なものになってしまうことでしょう。

もしどこかで、ロープを使った樹木メンテナンスをしていたら、日本も海外に追いついてきたな!

と密かに感心して頂ければ幸いです。