☆マシン油 blog number. 6
こんにちは。太田勝也です。
12月も後半。もうすぐクリスマス。
来年こそはIKEAにモミの木を買いにきたいです。
この冬、ミカンに発生したカイガラムシの駆除に、マシン油乳剤という農薬を使用しました。
簡単に言うと、マシン油とは機械の潤滑油のことで、それを農薬にしたのがマシン油乳剤ということです。
では、この潤滑油がなぜ農薬になるのか?
答えは簡単「昆虫の体を油の膜で覆い、窒息死させるから」
昆虫には肺がありません。気門という器官が体中にあって、そこから空気を取り込んでいます。
その気門を油で塞いでしまうわけですね。多くの農薬が昆虫の神経に作用するのと比べると、なんとも単純でわかりやすい。
まあ、昆虫にしてみれば、神経をやられるか!窒息で苦しむか!どちらにしても大変です。
もちろん、植物の葉も呼吸していますから、薬害には気をつけなければなりません。
どんな薬も「用法・用量を守って、正しくお使いください」ということですね。